🌳万博の木が、能登のまちで“もう一度”生きる話。
皆さんこんにちは企画設計の石野です。
私たちも社員旅行で訪れた大阪万博の話題です。
2025年10月に終わった大阪・関西万博。

会場のシンボルだったあの「大屋根リング」に使われた木材が、今度は能登の復興住宅として生まれ変わるそうです。
使われていたのは、スギやヒノキなど約2万7000㎥の木材。
その一部を、地震で大きな被害を受けた石川県・珠洲市に無償で譲ることが決まりました。
しかも設計を手がけるのは、紙の建築でも有名な坂茂さん。
柱も梁も、万博の木をそのまま活かす力強いデザインになるそうです。
木は一度きりじゃない。
形を変えて、人の暮らしをまた支えてくれる。
なんだか、建築っていいなと思える話ですよね。
万博のシンボルが、今度は“希望の家”として立ち上がる。
木のぬくもりが、また人の心を支える日が来るのが楽しみです。
この記事を書いた人 WRITER
沼津スタジオ
石野 秀太郎
shutarou ishino